だぁ〜!凹むわ(`∞´)
全くもって自覚がなくてもホントはトレースしてたとしたら(怖すぎるわ)こんなとこに書く資格ないしな。

引用だったら出典は記す、originを気取らないのは当然なのになぁ…う〜ん…

ぶつくさ言ってももはや詮ないことだけど、そうだとしたらそういう自分にショック。
そうでないと思うが…しかしどちらにしてもかなり恥ずかしいという(笑)

PCではDiarynoteに頑なに弾かれてるので、早速ゆめの中から穴の掘削を着工します(’へ’)ゞ

雪の降る音

2010年2月13日 memo
昨夜帰省。
ぼたん雪が深々と降って、子供の歓声の外はみな白い世界の前に黙り込んでいるような、祭典の日。


吉田秀和「モーツァルト」

ものごとを表(評)するときには、こういう風でありたいものよと思わせてしまう。
というか、評論するということにかけて、吉田さんほど敬意と愛情と、対象に依存しない感性と圧倒的な知識に満ちた筆ぶりに信頼を寄せてしまう方はおりませぬ。


しっかし、開会式ながっ!行進観てあーだこーだ言うのは結構楽しかったけども。
(アジアの国旗って、ブルー少ないのは何かあるのかねぇ?、とか。)

「春の祭典」ストラヴィンスキー

「Le sacre du printemps」ballet
  http://www.youtube.com/watch?v=vNt0mvjoS08

私にとって、「春」というとprimaveraより先にこちら。


冬の静寂を破って、春は足元から湧いてくる。
ざわめき、蠢きに共鳴し、沈黙を纏っていた固い種が爆ぜるように。

その夥しい、比類なき生命の叫喚の瞬間を音にするとこんな感じなのでは、と思わせるようなバレエ音楽。


初演時には同業者でさえ罵倒し、「春の虐殺」と批判された。

でも、冬から一気に春がやってくるとき、「なにか」が生まれてくるとき、なんというか…ある種むきだしの、あられもない姿をした生命が拍動を乱すような感覚は、春の暴力的な側面そのもののように思われるのです。


そうかんがえるとヴィヴァルディの春は、結構牧歌的なのかも(笑)



また、福山龍馬をみのがしてしまったぁ!
結局1度も観れていない(><)

新釈龍馬の「せんたく」や如何。(←観れてないくせにえらそう)

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新本格の旗手、綾辻行人の、まさに新本格たるエッセンスが凝縮した中編ミステリ(文庫にしては少し厚め)。

バタバタ人が殺されていくのですが、不思議なことに殺人事件としての猟奇性はそれほど感じない。
(その割に"噛みごたえ"がなかったような気がするけども)
多分、このミステリがサスペンスでも社会的でもなく、まさに新本格ゆえのスマートさと、トリックへの誠実さ、そして大部分の登場人物(犯人も被害者も、探偵役も)の理性に起因するものだと思うのですが。

確かに帯のいうように「たった一行が世界を変える」。
ただしそれほど鳥肌ものでもなかったのは、そういう効果をそれほど煽りたてず、ミステリとしての態度を、ミステリィ小説の、まさに本来的な「枠組み」に置いたからこそなんだろうと思わせるほどシンプルで品がある、絹豆腐のようなミステリィ。



出がけのタイミングを逃した。

うつろうつろしてたら観たいテレビを見逃した。

レンタルビデオショップに行ったら、VHSが一掃されて「TV’s HIGH」が無くなってた。

部屋の整理をしていて、どーにも右の踵がずきずきするなぁと思ったら、画鋲が、踵のど真ん中に、ものすごく綺麗な垂直で すっ と入っていた…

おちこむわぁ!自分ツッコミ待ちかい!(しかも初犯じゃないところがなんとも)
菱沼さん@動物のお医者さん か!

カシスオレンジ飲んだくれてやるわっ!!へっ!
雑話休題して駄話。

今日したこと。


「レナードの朝」を観る。

演技と芝居の違いについて考える。

余りに余ったほうれん草とスパムで炒め物をつくる。

寒さをかみしめながら散歩。家を出て10分で漸く服装と気温のミスマッチに気づく。

などなど。




明日は図書館に借りた本たちを返さなければ…

清少納言にしてみたら「梅は濃きも薄きも紅梅」らしいけれど、梅の木の姿も見えないのに香りで気配を感じることができるのは、やはり心が浮き立つものでございます。

Como, Como, Como!!

2010年2月1日 memo
たらららったら~♪

期せずしてトマトジュース入りカップヌードルのお世話になっておりました。
(トマチリだと刺激が強いので)

何から書いてよいやらさっぱりわからな~いv(´v`)v

とりあえず、外に出て真人間にもどろう…
話はそれからさ…ふっ…
書くのはおやすみするかもしないかも。

ちょいと大事な用件がありまして。

しかも、そのためにICWRのDVDさえ我慢しているのだっっ!

木村さんの吹き替えが観たい~(><)
声仕事大好きなのに!

皆さまのトマト色のご感想を拝読させていただいて、燃料とさせていただきたく存じます。
今日は空の青い日だった。
 バイト巫女さんの緋袴も、禰宜さんの浅葱色も、けして敵うものではなかった。

おせちの重箱もようやっと空になり、日本酒の空き瓶も増えてくる。

 久しぶりにテレビ欄を見て、NHKとテレ東のスゴさを感じて。

いつもと同じような、折り目正しきkonynon家の正月3が日になることでしょう。

ふと、箱根駅伝を観ていた父が「2010年、て未来みたいだな」と呟く。
私はそうだね、と言ってみたけれど、その後に父の求めていたどんな返事も私はできないのだと思った。
 漸く半世紀を生きた父には、白髪もなければメタボの影もない。
 いつまでも40前に見られるような不思議な風情があるらしい人。

父が私の歳のころに描いていた2010年は、SF映画のように、少年漫画のように、どこか宇宙的で超合金と硬質硝子で創られたような世界になっていたのだろうか。
 
 "山の神様"の快進撃に、もう思考から舞い戻ってきた父を見て、なんだか時間旅行をしてきた人を見る思いだった。

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 "みんなのうた"だけど、とても好きな歌。(作詞は湯川れい子さん)
 「月のワルツ」
  http://www.youtube.com/watch?v=_eOj476FVVc

  6/8拍子は好きな拍子。時間と幻夜の舞踏する、不思議な世界へ攫われそうになる感覚。

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全然関係ないけれど、明日はさんタク。
 木村さんが人の名前を呼ぶ時、その人に対する愛情を感じる機会がすごく増えたけれど。
 「叔父貴」から「ドラ息子」なんて…こちらまで心温まります。
 木村さんが誰かに呼ばれるときに、そういう種類の愛情ってあんまり感じることがなかったから…

  

悪戯に ばら撒かれたる 野菊哉 
 

明けました

2010年1月1日 memo
おめでとうございます。

皆様方におかれましても、よき一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。


 私としては、とりあえず、←のクリスマスツリーの画像をどうにかしたい。
どなたさまにも善き夜を。

サンタさんがおつとめを果たせますように。

あすの朝には、愛しい笑顔がもっと特別に愛しいものでありますように。



MAYUKOさまのところで文部省認定唱歌のお話がでていたので乗っかっちゃいました(御容赦くださいませ!)

時節も込みだと、「冬景色」かな。

  さ霧消ゆる湊江の
  舟に白し、朝の霜。
  ただ水鳥の聲はして、
  いまだ覺めず、岸の家。

  烏鳴きて木に高く、
  人は畑に麥を踏む。
  げに小春日ののどけしや。
  かへり咲の花も見ゆ。

  嵐吹きて雲は落ち、
  時雨降りて日は暮れぬ。
  若し燈のもれ來ずば、
  それと分かじ、野邊の里。
               (作詞、作曲者不詳)
---

 何というか…冬特有の清澄で張り詰めたような空気と静けさを纏った情景がそこに在るような気がして…単純なもので、今日一日中頭の中で歌ってました。

 音楽の授業で歌った時は、歌詞の解釈より言葉の手触りに魅かれて幼馴染とハモりながら帰ったな…(こまっしゃくれてますな;)

 
愛に御託はそれ程必要ないから(逆に、科学的合理性に基づいても"愛"は論破しきれないし、結論づけられたらその時には対象‐自分に句点が打たれたともいえるのかも)←私がそういうタチなだけ、かもしれないけれど…
 
歌と自分の根っことの間で共鳴するものがあって、はじめて愛唱歌になるのかも。
ここ最近の歌で、「愛唱歌」ってないかもしれない…
 愛唱歌至上主義でもないし、歌を聴くことを楽しむのも大好きですが。

「花」は愛唱歌なのかな? 「夜空」も、近いものがあるのかも。

昔々の文部省が推薦唱歌を次から次へと増産していたころは、北原白秋や滝廉太郎、山田耕作ら(西洋的感性を借りた日本趣味?)浪漫主義の台頭とおよそ時を一にしているわけで、要するに文部省の戦略ありきのお膳立てなわけで。
 それでも今尚愛唱歌になるのは、「歌うための歌」として優れていたから、なのかな。

 ちなみに、ウチの近所を回ってる灯油のトラックBGMは「焚き火」です。
  冷静に考えると、ちょっとアブナイ気もします。

そして、紅白間近。MJコーナー…視るまで何も言うまい…
今日は「女性自身」を即効立ち読み、相変わらず優美で大胆というアンビバレンツな造作と雰囲気がお素敵な木村さん。

 ※オマケのひとりごと※
  F〇S歌謡祭のトリで、「攻めていきます」って言った直後にオケバックで「花」歌った某すまっぷさんは、今月ベスト8に入る面白さでした。
  「攻め」も、色々あるからね。ホントごめんなさいこんなヤツで…
 
 (自分メモ) 
   明日は少し時間があるので、「守・破・離」について考えよう。




まぁ直近ではいろいろとゆゆしき事態になっておりますが。

天皇自身を直接表現することは未だになかなか憚られるもの。

この本では昭和天皇の発言を聞き書きしたある高官の遺物に端を発する。

昭和天皇は関東軍・大本営が猛進を続けていたとき、何を思っていたのか。
どうして中々積極的な発言によって収めようとしなかったのか。
教科書で見た錚々たる政治家や軍人のなかで、誰を信じ、どういう人物評価を行っていたのか。(これが結構ビシビシ言ってて面白い)

そして昭和天皇はどんな「人物」であったのか。


こんな人がほんの20年ほど前までこの国を生きていたのだ。

歴史の醍醐味は、縷々綿々と織り込まれた模様を観察するだけでなく、その模様の結実‐そして途中に立つ自分自身を否が応にも確認する作業にもあると思うのです。


「昭和天皇モノ」だと白眉なのがアレクサンドル・サクーロフの「太陽」かな。
とにかくイッセー尾形さんが凄い。評価なんて超えたところに在る人間「昭和天皇」になっていたと思う。肉迫しすぎて恐いけれど、必見でございます。


今日は歳末大盤振舞、オリオン座が際立って綺麗に見えた。
勇者が腹に飼っている大星雲は、7つ以上見えると「目のいい」しるしなのだと昔母に教わった。

家族6人で7つ判るのは私だけ。
 帰路と隣のバイパスの間に悠々双肩をそびやかすこの星座を見るたびに、ついつい染みついた癖で数えてしまう。数えてしまってから、癖を思い出しただけの話。
何時まで経っても減りもしなけりゃ増えもしない、芥子粒ほどの星たちを、今日この日まで幾つの眼が見つめてきたことだろう。

 彼の星々が実は何の連関も持っていないのと同じくらい、けれど間逆の矢印で、私は自然に遠近感も時空も飛び越えて繋げてしまうのだ。
 なんだか申し訳ない気もするが、星にとっては迷惑もへったくれもないだろうからまぁご勘弁願おうか。

 冴えた空に息を吐いても何の形跡も残らない。
 
 今日も北辰を軸にして、地球はまったりと超特急で回り続けてる。

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近くのコンビニは「クリスマスコンピ」がエンドレスでかかっている。
もちろん「hearty party」も。
 ド頭で息をつめたりしてるけど、一度も聞こえた試しがない(笑)

 
例えばお薦めしたい本に出会えたとして。
「誰に」お薦めできるか選ばなきゃいけない類いの本は存在します。

私の場合、大抵家族や友人なのだけれども、「これだけは!(特に家族には)薦められないけど読んでみてほしい部門最優秀賞」を保っているのが

我孫子武丸「殺戮に至る病」
多分殿堂入り…

でも!!エログロと定義付けるのも躊躇うグロ描写がありますので、それが苦手な人は絶対見ちゃいけない。

まず、読者は眉をしかめながら、ちりばめれた伏線の材料を探す。
そして、読了までの数ページで展開は読者を唖然とさせたまま鮮やかに欺いて激烈に終幕。

結構前の作品ではありますが、社会的病理と、殺戮への傾倒をキルケゴールになぞられた中編の文庫です。

興味を持たれた方は是非ご一読あれ。僻地の市立図書館にも置いてありましたよ。

ただ、読んだあとの後味の悪さは責任とりきれない…(笑)

このブログの本業とはかけ離れて増えていく 日記 月記 この季記ですが・・・

日本では映画賞の季節ですが、ふと観たくなるのは本家のacademy<季節はずれ。

英語がわからなくても、本当のシネマ狂いじゃなくても。
それでも心を揺さぶられる瞬間があまりにも多すぎる。
俳優たちの生き方が、その時の空気が、アメリカ映画界の来し方行方が否応なく映し出されて、圧倒されてしまうんです。
そして日アカを観て…ちょっと悲しくなるんです。
(MAYUKOさまに触発されて、youtubeの旅に出ています・笑)

というわけで、 勝手にoscarsのfavorite moments~♪ 

=performance部門=
①「~academyにおけるcomedianの悲哀~」
 http://www.youtube.com/watch?v=NoXLu9Rz70g

②「~MR.セロファン(CHICAGO)乱入の巻~」
 http://www.youtube.com/watch?v=o5JAPkvnyso
  (ヘレン・ミレンにふったところでの会場の静寂ぶりが妙にウケます)

③「~that’s Hugh Jackman~ これこそ惚れてまうやろ!編」
 http://www.youtube.com/watch?v=Terhj8mjPwY&feature=channel


=speech部門=
①「academyにおっちゃん天使現る!!(おっちゃんだけどキューピッド系)」
 http://www.youtube.com/watch?v=8cTR6fk8frs&feature=channel
   (イタリアの至宝邂逅&もはや英語の体をなしてないのに「伝わる」凄さ)

②「そうだよね…backmusicを止めてでものメッセージに純粋に泣いてしまう編」
 http://www.youtube.com/watch?v=8HgWANva9Xk&feature=channel

③「役者仲間にどれだけ愛されてたか…やっぱり哀悼。」
 http://www.youtube.com/watch?v=Jrt2xoy5UHo&feature=channel

おまけ(?)「こういうチャーミングさも(のぼせもんぽくてv)好きです♪」
 http://www.youtube.com/watch?v=cnCMqr1QRQw&feature=channel

などなど∞…

いや、木村さんも仰るけど、優れた俳優さんて、もれなくcharming。
感情がことばを押し破って、なによりも強いくせして澄んだ想いが縁もゆかりもない私の心を掴んで揺さぶって、HUGしてくるような。
こんなに素晴らしいことは、きっとなかなかあり得ない。

特にこの島国では。なんでだろ?
 
          

忘れもの

2009年12月9日 memo
忘れもの
暮れ泥みゆく太陽が、今日は薄鼠の外套をはためかせて地平の向こう側へ意気揚々と。
少し東の山々は、彼の放つ縹色の光を浴びて稜線をいっとう際立たせてる。

縹色や乳白色は、今の世の中肩身の狭い色じゃないだろうか。
でも、パールベージュのドレスを纏う女の人が鮮やかに美しいのが稀なのを見るに、色に精神が宿っていて、そこに在るか否かを決めていたり、天帝から拝命して在る色じゃないかなんて思ってしまうある日のこと。


植え込みに誰かさんの忘れもの。

イルミネーションに縁のない道端でなんだかほっこり。

金木犀と

2009年10月12日 memo
金木犀と
咲きにけり。

銀木犀

2009年10月12日 memo
銀木犀

↓ あわせて

2009年7月28日 memo
こちらも興味深く面白かった。

チャップリンのフィルモグラフィー、人生を紹介するとともに、
ウッディ・アレンやジョニー・デップがチャップリンのすごさを語っている「だけ」のdvd。

我が家の最寄TSUTAYAにはありましたので、火曜日にいかがでしょう。

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