月が隈なく、綺麗に見えた。

夢をみる隙もない、月今宵かな。


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ものっそいどうでもいいのですが。

どんどん幼稚性の臨界点まできわめんとする日本のアイドル(というか、その嗜好性)を見て怖気立ち、
にょきにょき長細い脚丸出しで踊る韓国アイドル見てなんとも…な気持ちになる。

…なんか、大分病んでる気がする(笑)


そうこうしている間にもう10月! (うへぇ…)
RED LINE !! 楽しみだな~♪

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 何日か前、NHKで「ゆずれない夜」視聴。
 パイロット版だったのかな? 
  劇団ひとり&高橋克典が「男の惚れる男」を肴に語るバーの設定で、
  マスターは松尾スズキ氏。

 で、テーマは「寅さん」vs「松田優作」ね。
  (役対役者というのも…笑 それぞれ人格ができあがっているものね。)

 さんざ語り明かした後、マスター松尾が一言。
 「比べられないよね。
   寅さん(渥美さんだったか?)は日本刀、優作さんはサバイバルナイフ。
   全然違うものだから…」

  "違う"というのは、私は生きている場所や生き方だと感じたけれど。
  うーん…男のひとの好きなもの語りは、楽しい(笑) なんで?

 
 で。
 「寅さん」と「松田優作」で木村さんの像が結ばれてしまう私のヘンな脳みそ。

  木村さんは…そうだな~…
  「フルーツ細工を切る、実はサバイバルナイフ」って感じかな…?(笑)
   …いや、違うか…? 
  繊細な芸と俊敏な神経の賜物、な意味でね。

 
 …朝っぱら(でもない)から何書いてるんだ、私は(笑)

  

 
VIVA お盆。

「GOOD LUCK」視聴。
あおーいあおーい新海元(笑)

これもキムタクドラマのひとつの真骨頂よね~なんつってw


「HERO」「GOOD LUCK」「プライド」は、私の中で「キムタクドラマ」括りなのです(笑)
新世紀からの何年間かの、視聴者だけでなく他の登場人物さえも惹きこむような輝くような陽性のキャラクターの豪勢な物語であるようで、実は狂言回しのように他のキャラクターに「語らせる」。
そして往々にして後味には爽快感が準備されている作品群。


特にGOOD LUCKはいつみてもイイね(笑)
「ここで山達~~~~!」ってところで音楽が来てくれる感じなんて最高!


とは別に、今は意味(というか意義?)のない物語の中に生きる木村さんも見てみたいかな。

社会派とか、ラブストーリーとか、誰かが変なイロ付けてない「ただの物語」を。
木村さんは生きるということにいくつでも&いくらでも物語を見つけて魅せることに凄まじく長けているお人だと思うのだけれど、だからこそ…

そういう物語すらすり抜けてしまうような透明な“色”の表現が観たくなる。


たまーに妄想?してしまうのだけれども(笑)
彼を「キムタク」と呼ぶごくごく一般の人びとや「たっくん」wとか仰るようなヲタの方々が本気でドン引きするような役を演ったらと考えてしまうのです♪

例えば…30後半にもなって童〇くさくて挙動不審で、気を付けないと仕事場でも一言も発しないような、馬鹿っぽく偏見に満ちた言い方であれば「ヤバイ事件でも起こしかねない」感じの男と幼女のハナシとか(笑)
(そういや志賀直哉の短編で「児盗り」なんてのがあったなあ…)
  ←うきうきしとる;すんません…

反対に、情けもなんもない非道い男とかね(笑)


でも、そんな作品が仮令あったとしても需要がないから難しいかな、今のラインでは♪ 
(視聴者もだけど、関係各所も)

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例えば、テレビでドラマを観るということの引力は、その強さも種類も10年前と今とでは隔世の感があると思う。
「ほぼ日 テレビファン」の最終回では、そういうようなことも触れられていた。

あと10年後、テレビには何が、誰が映っているのだろうか。
そして、私はテレビを観ているのだろうか。

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観てもないのに「RED LINE」大好きですいません…
口コミ作戦を敷いているだけあって情報は小出しでじわじわと。

 広報担当の方のtwitterより、声優について。
(広報担当の方というか、監督さんのインタビュー内容かもしれません;)
 
 『声優について。理想の人を上げて行って、木村さんの名前がでたら、それ以外考えられなかった。スタジオで第一声を聞いた時に、JPだ!とおもった。

蒼井さんは、とても安心できた。とにかくうまいという評判だったのでお願いしました。

浅野さんは自分の言いやすいようにシナリオを自分で変えちゃうんですよね。それがバッチリあっている所が面白かった。声優初挑戦とは、思えないですね。』

 (http://twitter.com/REDLINEJP ツイートログより、引用させていただきました)

 ジェイムズ下地さんのサントラ、買ってまうかもしれん…(笑)


  

おつかれさま。

2010年7月5日 tv
SLEEP TIGHT.

…良い夢を。


しかし、いかんせん柚月がイイオンナ過ぎた(笑)
一個前の記事…

あ・暑苦しー!! \(^o^)/


毒トマト。
毒の塩梅が丁度良い♪

彼らの「素」って、凄まじい訓練と調整の賜物なんでしょうね…
テレビ誌やなんやらを飾る笑顔ひとつにしても、めちゃくちゃ「非自然」なものでしょうし。
ある意味で虚構をどれだけ「真」にできるかという世界であろうと思うし、
そこに地続きの「リアル」を持ち込むと途端に無粋になるだろうし。
(うすら寒く感じるかどうかの線引きは、私の場合この辺だなw)

「くだらねぇーーーw」で正解なのですよね、多分(笑)

ホイールや塗装。
こりにこった改造高級車が、
エンブレムも誇らかに似合わぬ速度で田舎の泥道をすっ飛ばす。

興醒めしちゃうのは何でだろ?


…心中しないでほしい、っつーのは出来ない相談なのかしら。


‐‐‐ちと追記。
「”ぽく”なるな、”らしく”あれ」って、いつかどこかの落語家さんが言っていた。

MAYUKOさまが少し前に書かれていた、長谷川一夫の言葉…
存在自体が放つ物語…

 悪名高い(笑)「プライド」…ポカーンな展開ではあったけれど、
あの役に求められる傲岸な光まで体現できるのは、未だかつてキムラタクヤしかいないと思う。
 (キムタク用に誂えた話であったことを差し引いても、ね)
 まったくもって好きな話じゃないけど、そういう価値は評価できると思うのです。

 「〇〇の栄光よもう一度」な試みがきちんと成果を回収したケース、目撃したことないですもん(笑)

 でも、私はまだ木村拓哉という人の表現する物語を見たいと思うので…
もう少し、道を切り拓いていてほしいのです…できればナマクラでなく、きちんと研いだ刀で(笑)


柚月、可愛いな♪
奔放で屈託がなくて、自分に正直で良いじゃないですか。

蓮介も、(多分)母のいない柚月に思うところあるのかな…なんて。
1話からそこはかとなく醸し出されてた根暗オーラ…流石っすねー♪


真絵美と蓮介の呼吸はばっちりだし。(ま、それで複雑化する恋愛模様なんだろうけど)
シュウメイは相変わらず無邪気に鈍感だし…綿あめ服につくのヤだよねv

風見も、真絵美に割と本気のようだしね。


朝コンビニで恒例・立ち読みの儀をしていたら、松田さんが「この話は一話から最後までがひとつの話。」@TVガイド と仰っていた。
で、「なるほど~…まさにそうか…でも逆にお数字取りにくいだろ(笑)」
なんて思ってしまったなんて内緒♪

そして、
レゴリスっていう会社…色々手抜かりすぎやろっっ(笑)

…という感じ♪

今どきの若手社長のテに見えないんだよな~…うむ。
葉月氏は野心家かもしれないけど、そのための手段が再現性がないっつーか。

妙に可愛くて温かみのある社長室も気になるけども。

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お数字(笑)

「ありゃ~…」というのがまず最初。
(でも、先週ので上げる感じもしなかったし、サッカーもあったしね)

でも、それだけ。
私は、アンチさま方が触れまわるような意味でのきむたくのちょーらくなんてのは、かなりどうでもいいタチでして。

それより、この話の閉じ方をどうするのかの方が興味あるな。
原作者・道尾氏も「3話が好き」と仰っておられたことだし。@twitter
ていうか、全何話なん…?

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こっから余談。

木村さんの目の芝居とかって、もう伝家の宝刀レベルだと思っているのです。
それが振り下ろされるのを目の当たりにした時、「おぉっ!きたな!」と思うと同時に、ちょっと歯がゆい思いに駆られることがあって。
間違いなく「キムラタクヤの真骨頂」なんですけど、「あぁ、この(演出・監督・脚本・俳優)はここでコレ頼りなんか…」と思わされる瞬間でもあるというか。

特に、木村さんが出てきたドラマでは「有り得べきキムラタクヤ」がどっかに存在していることが安心感や請求力を呼んだのだろうけど…そうじゃないモノがぐわっと襲ってくる感覚にワクワクしたいという気持ちが確実にあって。

もう、良いんじゃない? 駄目? (笑)

テレビ(ドラマ)と恋人つなぎしてた手を、放してみるにはいい時機だと思うけど。





咽喉炎?で手負いの猛獣さながらの声しか出ない…(泣)
体調は何ともないのに心配させるのが申し訳ない(><)
喋っても黙ってても同じくらい痛いのさ~♪

さ、速感。

真絵美とシュウメイと柚月の見ている月は、それぞれ違う姿にうつっているのね。
私は今日何回「プヒョー!」と心の中で言ったか分からん…笑


そういえば木村さんのキスシーン、すごく久しぶりに視た気がするなぁ…
っていうか日本のドラマでキスシーンみたのすら記憶が薄い。
そういうご時勢なのね…

しかし、いろんな方面の描写にちょっとドキドキしたというかハラハラしたというか(笑)
ビジネスマンとしては、蓮介さんがやっていることって普通のことといえるかもしれないし…
風見は「蓮介の有能な部下」なんだろうし…

それにしても、柚月の存在でちょっと気持ちが軽くなるよ(笑)
ある意味嬉しい誤算、なんつって♪

あ、それから。
今日は「♪ホソマ~~ッチョ~~~」の入りが良かったな。
先週のはドラマの色に溶け込んでて「うおっっ風見どうした!;」って思ったもんな…



MDIK

2010年5月14日 tv コメント (4)
すなわち「マジデ・ドーデモ・イイ・コト」

柚月ちゃんは、社長と結婚して同姓になったら
「葉月柚月」になるのね。

…画数多いんだか少ないんだか分からないけど、とりあえず植物系の名前でオーガニックな感じだね☆

…すんません、こんなこと垂れ流して…(反省)

小理屈こねこね

2010年5月12日 tv
ができるラブストーリーは、ある意味もはやラブストーリーではない、と思う今日この頃。

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そもそも道尾秀介×浅野妙子×西谷弘(×後藤P)で、まピンクきゅんきゅんラブチュトーリーwになるわけがなく(笑)
だから二話目も楽しみ。

どなたかが書かれていたけど…
北川女史の作品に出てくるおなごはよく喋る(しかも感情の赴くままに)
浅野女史の作品にでてくるおなごは「……」が多い。
沈黙は金だけど、雄弁でもある。
北川女史のセリフは、ある意味とてもtouchingなんだけれども、それが例えば「~~って、~~~みたい。」とか事実的ではないので、ふわふわして人物とは離れちゃう気がするのよね。

逆に浅野女史のセリフは、ある意味とても鋭角でリアル。
例えば柚月の「クッソババァ…」とか、真絵美の「…」とか。

私の読解力がひっくいからなんですが(笑)
シュウメイを抱きすくめた雨の夜のあと真絵美に「で、何してた?」と聞かれたとき、蓮介が顎の辺りをさするんですよね。
その動作ひとつとっても色々考えてしまえるのですよね…
(殴られたから?とか、嘘を考えてる時の癖?とか、髭伸びたw?とか)

read between the lines.

(まさに、lineではなくlinesを読め、ってね)
そういう瞬間の繰り返しで楽しむ時間があってもいいと思うのです。

やよいうさみなふみはづき みなつきかんなしもしわすかな

昔々覚えたちょっとしたことがふと浮かんでくることがある。
…さては、どっかから漏れてんだな? (追記・しかも間違えてた><))

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weeklyぴあ立ち読み。
特集が「香取座頭市」だったのですが、独特の文体でピンときたら…やはり相田冬二氏でございました(笑)
 (お久ぶりにございますと何故か挨拶)

SMAP×映画なんていう小コラムが付記されていたのですが、そこには「SMAPのうち三人が盲目の人物を演じた」「その人物や見せ方は三者三様」
そしてそれを喩えて「香取慎吾は~~な毛筆」「草なぎ剛は~~~」とあって、「木村拓哉は力強い水彩画」と。
  (~~部分は朧気なのでもう一度確認してから;)

SMAPのうち…という括りや比較もどうなんw?と思いますが、「あぁ、そうねぇ…」と思う節もあり。
木村さんのドラマでのactionで感じることが多いのが「チューニング」の感性がめちゃくちゃ卓越したひとなんだろうなぁということ。
相対音感の自律版というか…

私は水彩画はあまりしないけれど、濃淡・筆跡に光の要素が入ってくる…と父が言っていたような…明・暗を色で表わすことのできる画法。
でも親父さんパステルばっか使ってたからなぁ…?

それとこれとどう連関してんだよ、といわれても、ほぼ繋がりがないものですが…

どうですか、ナツリさま(笑)水彩画の例え、ピンと来ますか?

脚本て何なんでしょうね。

story tellingかな? script? scenario?

というのも、ドラマレビューなんかに行きあたると、結構な割合で「脚本が悪い」「ク〇脚本」とか書いてあるのを目にするので、この一億総批評家(監督?)時代に、視聴者からして「脚本」て何だと思われているのかふと疑問に思ってしまって。

テンポがぶつぶつして整合性に欠けているとき、視聴者おいてけぼりでトンデモな設定で展開しているとき、俳優の良い演技が引き出せていないと思った時…あとは結局筋の骨子がいつのまにか雲散霧消している時なんかによく言われるかな。

確かに、脚本家の手を離れてしまえば、それは最終的には視聴者のもの。
どんな解釈や評価も須らく受けるべし、だってプロだから。


でもそれは、本当に「脚本家のせい」なんだろうか。
演出のテンポは? 音楽効果は? プロデューサーの読み違えは?
そして何より両者と現場の齟齬は?

気晴らしのノリで、しかも知った顔で(ココ重要)貶し立てているのを見かけたりすると、
「一度でもあなたは脚本を、そして脚本を作る現場を見たことがあるの?」
「ドラマトゥルギーを一寸でも自分で実践してみたことがあんのかよ」
なーんて、訊いてみたくなってしまう。

でもね~…確かに群雄割拠というよりは玉石混交だし、視聴率が良い奴orもてそやされたキャッチー(なだけの)ドラマシナリオが祭り上げられていくのも常だとも思うし。テレビ局側にだって、育てる分のコストは余裕がないだろうし。広告縛りもあるし…
何より、ドラマ制作には「アマチュア」で、「視聴者のプロ」を引きつけなければならない。
変に玄人根性で凝ってみたところで、その先はたかが知れてる。
だけど手をぬいたり阿ってしまうと、一遍で飽きられてポイ。
「批評」の俎上が、悪く言えばじゅくじゅくの未熟のまま開放されたというか、そんな感じ。
(日本人に批評精神をもて、といったって多分難しいだろうけど)

一度、半年のドラマ合作で制作してみれば良いのに。
多局共同出資でスタジオつくってみれば良いのに。
夢想を繰り広げて、その直後には消えていくけれど…

まぁ、そんなこと考えたって私も完全に素人ですからねー♪;

近年脚本家という肩書のひとたちがnet活動するのを見つける機会が多くなったので、「やっぱり言いたいことあるのね」と思いつつ、「ここで下手な言い訳すんなよ~」と思ってしまう自分もいて…難儀な職業っすね;

‐そのドラマに愛はあるのだろうか。作るほうにも、観るほうにも。

「視聴者」のみなさんv、「悪い脚本」て何だと思います?

利益集団♪

2010年4月26日 tv
すまっぷ上海へ行く。
…ちょう他人事っぽくきこえてしまうのはなぜ〜♪ (ノ∀`)

いろんな思いが交錯しすぎて如何ともしがたいので、見ぬもの清しの精神で(笑)
そうするのであれば、こんな辺境の小国の、そのまた阿漕な文脈を晒すような出来事がおこらないよう祈るばかり。
(というか、あちらにすまっぷすたっふサイドが算用してる諸々を慮れっつーのは、いろんな意味で、幻想に近いと思う。)
…これでなし崩し的に写真(版権?)関係も緩くすればいいのに。
私が使うとかそういうことではなく、ただただ不可解。

「…の事情」っていう少女まんががあったなぁ…
 (そういえばその男の子の主人公が"ロンゲにする前の、デビュー間もないキムタクさん"をモデルにしているのよね…90年代に描かれた少女まんがでは、結構多い気がするなぁ)

うっかり八兵衛ならぬ、のっかりkonynon。
今日はMAYUKOさまにのっかります…どうもすいやせんm(_ _)m


みなさま(?)ご存じのことと思いますが…
この本→の「HERO」の章には「彼が撮った彼女(たち)」「彼女が、彼(ら)に贈られたcameraで撮った彼」の写真があります。

ひとときの寛ぎのなかで戯れに撮ったような二枚の写真が、なんだか好き。
もう、なんでもないような…ただ被写体が錚々たる方々という写真なんですけど(笑)

彼女が彼を語る時、必ず触れるのが「画角」「映像のなかで」「きめるときにきめる」という、まさに映像仕事のなかの特技というか(笑)
その代わり巧いとか、俳優さんとしてどうかとか、相性なんかにしてもそれほど触れないんですけどね(笑)
(逆に、語ってるような人だったら木村さんはああいう位置づけをしないだろうけど)

むしろいつかのキネマ旬報で「木村さんは、やっぱり木村さん。だけど、それは悪いことじゃないし、ご本人がそういう局面が(芝居のうえで)軸として必要だと理解していてくださるので…」みたいなことを仰っていたような記憶があるし。

松さんのなかでは、当たり前ですけど舞台仕事はしたことないから、必然映像仕事で歴戦を共にしてきた彼を語るわけで…
どちらかというと「場」として破壇していないか、自分が役者として妥協せず立っていられるか、そしてその世界でひときわ真実めいた光を生み出すことができるか…を大切にされる役者さんだと思うので。
私のなかでは、濁りのない魂と、烈しく強い野性味のある気質の持ち主だという印象が強いのです。「あばずれ感」はほぼ無いと思いますけれど・笑

いつか、板の上で「誰かと誰か」として在ることは…あるかな?う~ん…

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キムラタクヤさんのお仕事のなかで、「俳優仕事」に一番の興味を持っていることを明言して、こんなところで云々垂れ流してしまっている私が言うとアイタタ感がさらにドン!になるかもしれませんが…

私はものすごく、役を生きる木村さん(木村さんが生きる役?あれ? 笑)が好きで、ほんとに「妙」な感触を受けることが多かった末のこの有様なのですが、だからといって俳優さんのなかで木村さんが一番ではないのです。
なんといったら良いか…至上主義でないというか…当たり前ですが他にもあきれるほど素晴らしいという役者さんは沢山おられるわけで…
(つまり、マンセー\(^o^)/にはなれない(なりたくない)というか…)
めちゃくちゃに胡散臭い言葉だけど、「個性派俳優」って言ってしまった方が、本当はすっきりいくんじゃ、なんて思うくらい…(笑)
(スター俳優とかいって馬鹿にしたがるひとがいるけど、そういう方々こそ個性だと思うのよね…)
 
もちろん、日本ドラマ界のなかで、木村さんはあの世代の中で結構突出した存在だと思います。
ただ、私の中では、善にも悪にも見えるような、年齢さえ中々判じ得ない貌をした俳優さんが「俳優」として、すごく魅力的に映るのも事実で。

そして俳優さんetcの「表現者」については、誤解を恐れずに言えば、私はどんなに破滅的な人生を送っていようが、性格に破綻があろうが、その時その時魅せてくれるものが素晴らしいものだったらOKな軽薄人間なのです。
(勿論、その方々が愛やら希望やら、幸せであればそれに越したことはないですよ!)

だから、「木村拓哉」には関心を持っているといってもいいと思いますが(笑)、他方で東京都〇〇区在住木村拓哉氏(37)には別にそれほど物語が必要ないというか…う~ん…何と言ったらよいか…とりあえず、私はこちら側に語ってくれる分で十分。

よくわからなくなった(笑)
やっぱり、私はファンじゃないなぁ…でも、語りたくなくなるまでだったら語っていてもいいよね…(しょぼしょぼ)

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木村さんには関係ないですが、
香取座頭市をご覧になった、勝新研究家の方の感想。
 http://jidaigeki.no-mania.com/

そして、すすめる!ぴあの爆問太田さんコラムに、ヒットとからめてジャニーズ、すまっぷの話。(ここであらちwが全く登場しないところが太田さんらしい)

じゃにーずとかアイドルとかキムタクとか、半ば蔑視していた人が考えを少しでも改めるような、そんな作品を容赦なくかまし続けてくれたら、それはそれでいろんな意味で良いことだと思わなくもない。
頭ごなしに一辺倒のバイアスが掛かりまくってるものだと、仮にその対象に別段好意をもっているわけじゃなくても、読んでいて楽しくないし。

だけど、それをヲタと自称するひとが強制するもんでもないとも思いますが(笑)

すごいもん見ちゃったとしか…富士電視台大丈夫??

出演者の皆さま、ほんとーに、ほんとーーーに! ご愁傷さまお疲れさまでした…


内輪ネタってホントに冷めるんですね。

美女まみれの蓮介モード木村さんは素敵だったけど。


HDDから消去の刑♪
〈Regolith〉
…月の表面を覆う砂。

あくまでとことん取り揃えるつもりなのね…(笑)


月天心貧しき町を通りけり  与謝蕪村

ま、結構趣は違うけれども。
音楽だったらドビュッシーの「月の光」か「MoonRiver」、「fly me to the moon」の三つ。
いつの時代も変わらずに地球に縫いとめられてる人に降ってきた隈なき月と澄明な光。

滞りなくはじまり終わり、何より良いドラマだと多くの人が感じるドラマでありますように…(切実)

面白かったらそれでよし!

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どうでもいいけれど。
私は木村さんの秀でた額がかなり好きだ。
ものすごく冷えピタが貼りやすそう。
(おとうと2号が半分に切らないといかんので…)

なので個人的願望としては、特に仕事モードの時には髪を上げて眉を寄せてきびしめに!そして胸が掻き毟られるような芝居を!

以上不毛な煩悩コーナーでした♪


「月の恋人」

……。


………白い恋人はおいしいよね…

しばらく適当な垂れ流しをば。


すますまは、妹君の宿題をみつつ目尻の端でごちそうさま♪


しかし、相変わらずご母堂をかるーく越えるであろうご婦人をおなごにする謎スキルを発揮されておった。


さすが…裾野は広し木村さん…(クリーチャーかい)



the ROUTINE show for

2010年2月9日 tv
the ROUTINE show for
for us? you? me? or them? him?



…えっ?(笑)

所さんといえば私の中では「アルフ」!
今再放送していて、懐かしく観ているのです。
お父さん役の小松政夫さんも流石の達者。

愉快をいっぱい抱えている人は楽しいな♪

…いまんとこ以上!

とりあえずすますまは、ブログパーツ用の文言を改めて考えてほしいな!
なんかあれ見ると、南イラッとする☆ @いとうあさこ


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木村さん、山崎さんの「俳優ノート」お読みになっただろうか…

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*さっきふと見返したらRUTIN・ルチンて書いてた(笑)


あつ! について。

2010年2月3日 tv
テレビドラマを観ていて、「圧」を感じることが少なくなっている気がする。

例えば大太鼓を傍で打ち鳴らされて心臓が震えている実感とか、太陽が地平線に消えていくのをただ立ちすくんで見守るしかないあの感覚に似た、そんなもの。


私は雑食だし批評家でもないので、そういう強みでいろんな表現やそれをつくりだそうとする姿勢、気概ごと楽しみたい性質なのです。

ただその世界の人びとが住まうところが「いま私たちがいるだろう世界」だろうが、「この世界と近接する世界´」だろうが、全くのパラレルワールドだろうが、それを描き始めてから筆を置くまでまっとうしてほしい。

そして電波をつかって流す以上、それを画面に留めるのではなくて観ている人の心まで届けてやるという意志を示してほしい。電波の排泄行為は痴態を晒すのみ。


高望みなのかなぁ…(笑)

紗がかかったような凝った画面や、どんどん細切れにされるカットも表現方法の一つではあるけれど、それに酔ってるようなのはお洒落でもなんでもないと思うのだけど。

「玄妙なるもの」「名状しがたいもの」を描く(書く)状況や臂力が少なくなっていってるんだとしたら、これほど寂しいものはない。


木村さんのドラマでさえも、たまーに90年代のものをみるとそのカットが刻むテンポのゆったりさに怯むくらい時代を感じることがある。

テレビが「お茶の間の団欒」の中心に有った時代は過ぎたかな。
でも、だからといってテレビの前に座ってる(視聴者ともいえないような)人に対して媚びるとか、阿るのが良策というわけでもない…と、個人的には思う。

野沢さんも仰っていた。
「-なぜ今、自分はこのドラマを書かなければならないのかと自問自答をする。
  この思考プロセスを経るか経ないかで、視聴者にとってそのドラマが季節ごとに過ぎ去っていく単なる電気紙芝居になるのか、いつまでも心に残るテレビドラマになるのかが決まる。と僕は思う。-」

というわけで、今日は「眠れる森」最終話。

…木村さん、制作者の方々、圧倒してくれるような作品を頼んます(笑)

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野沢尚「眠れる森」,幻冬舎より引用。

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