本日はHTさまと川崎で待ち合わせ。
目的はイタリアンと上田氏のギャラリーに行くため…
チネチッタ内にあるイタリアンは開店15分後でもういっぱい!
「イル・パッチォコーネ・ディ・キャンテラ・チッタデッラ」
http://www.quals.jp/il_pacioccone_di_chianti/index.html
妹と二人で来てから2か月に一遍くらい来ているのです。
ランチだったら1,050円で満腹になれる幸せなレストランです。
私はスパイスの効いたパスタ、HTさまはチーズのピザランチを頼んで二人で分けっこ。
お店はオーダーをイタリア語で伝えてたり窯やキッチンが見えるようになっていたり、
雰囲気も大好きで、尚且つ味もボリュームも好きではあったのですが、
どう考えても食通!であろうHTさまをお連れするのに大丈夫かな…と思っていたら
「おいしーい!」と言ってもらえたのでほっとしつつ、
ワインとサイダーを頂いて雨の川崎を後にしました。
そして、お目当てのギャラリー。
「Birds and Bones」
http://gallery916.com/exhibition/birdsandbones/
東京大学総合研究所博物館、山階鳥類研究所など、
博物研究として収蔵されていた剥製や動物の骨を撮影した作品の展覧会です。
黒をバックに置かれた極彩色の尾羽の先の一本まで余すところなく浮かび上がってくる。
それらは確かに息絶えて長く、固く目を閉じて動くことはない「死んだもの」だとわかる。
けれど上田氏はそれらを死の個体と見ていない気がする。
まるでその中に眠っていた生が上田氏のシャッター音に反応したように、
かすかな生を感じることができる。
剣の切先が光りを震わせるくらいの、ほんのわずかな動き。
上田氏はその瞬間を視ることができる人なのだと思う。
私は上田氏のレンズを通すことで、
止まって見えたものが実は胸の奥で呼吸をしているとわかったときと同じに、
タグを付けられた鳥たちにも、骨格標本にも生をみつけることができる。
一番印象に残ったのは卵の写真。
灰色の表面に黒の点が散っている卵は、底面に向けて影が差している。
その様子は石のようでもあり、ガスに包まれた天体のようでもある…
上田氏はレンズに収めることで美しさから剥製にされた動物と関わりを持った。
私はその「共作」を目の当たりにした。
上田氏の写真を目の前にすると自然に息をひそめてしまうこともまた、
その瞬間を経験したという意味では彼らと彼と繋がったといえるのかもしれない。
目的はイタリアンと上田氏のギャラリーに行くため…
チネチッタ内にあるイタリアンは開店15分後でもういっぱい!
「イル・パッチォコーネ・ディ・キャンテラ・チッタデッラ」
http://www.quals.jp/il_pacioccone_di_chianti/index.html
妹と二人で来てから2か月に一遍くらい来ているのです。
ランチだったら1,050円で満腹になれる幸せなレストランです。
私はスパイスの効いたパスタ、HTさまはチーズのピザランチを頼んで二人で分けっこ。
お店はオーダーをイタリア語で伝えてたり窯やキッチンが見えるようになっていたり、
雰囲気も大好きで、尚且つ味もボリュームも好きではあったのですが、
どう考えても食通!であろうHTさまをお連れするのに大丈夫かな…と思っていたら
「おいしーい!」と言ってもらえたのでほっとしつつ、
ワインとサイダーを頂いて雨の川崎を後にしました。
そして、お目当てのギャラリー。
「Birds and Bones」
http://gallery916.com/exhibition/birdsandbones/
東京大学総合研究所博物館、山階鳥類研究所など、
博物研究として収蔵されていた剥製や動物の骨を撮影した作品の展覧会です。
黒をバックに置かれた極彩色の尾羽の先の一本まで余すところなく浮かび上がってくる。
それらは確かに息絶えて長く、固く目を閉じて動くことはない「死んだもの」だとわかる。
けれど上田氏はそれらを死の個体と見ていない気がする。
まるでその中に眠っていた生が上田氏のシャッター音に反応したように、
かすかな生を感じることができる。
剣の切先が光りを震わせるくらいの、ほんのわずかな動き。
上田氏はその瞬間を視ることができる人なのだと思う。
私は上田氏のレンズを通すことで、
止まって見えたものが実は胸の奥で呼吸をしているとわかったときと同じに、
タグを付けられた鳥たちにも、骨格標本にも生をみつけることができる。
一番印象に残ったのは卵の写真。
灰色の表面に黒の点が散っている卵は、底面に向けて影が差している。
その様子は石のようでもあり、ガスに包まれた天体のようでもある…
上田氏はレンズに収めることで美しさから剥製にされた動物と関わりを持った。
私はその「共作」を目の当たりにした。
上田氏の写真を目の前にすると自然に息をひそめてしまうこともまた、
その瞬間を経験したという意味では彼らと彼と繋がったといえるのかもしれない。
コメント
今日は美味しいイタリアンをありがとさん♪
また食べたい。次は腹を壊さないよう自重するから連れてってくれ←w
上田氏の写真、美しかったね…。
私もいろいろ書きたいことあるのだが、今日は自重して明日書きます。
一言だけ。
氏の写真展に行くと、オリジナルプリントと写真集とは全くの別物だってことを
痛感させられます。
どっちが優れてるとか、そういうの関係なく、ね。
担っているものが違うんだなぁと思ったよ。
た何か見に行こうぜw
こんばんは~一日遅れで申し訳ないっす!
早速HTさまの記事を読ませていただきました。
>氏の写真展に行くと、オリジナルプリントと写真集とは全くの別物だってことを
痛感させられます。
本当にね…
確かなのはその写真を見るとき、私は明らかに他とは別の感触を受け取っていること。
別物は別物として、それぞれ素晴らしさを感じられる幸せです。
また絶対見に行きましょうね~!
次は一緒にお腹をこわしてしまうかもしれませんわw
あと、お話していた料理屋さんもいつか連れて行って下さいまし! ←完全なる私信