今日はお昼にHTさまと交信をして(笑)
すぐさま本屋に直行いたしました!

 (本日秋分の日だったのね~~道理で肌寒いわけだ!)


こういうファッション誌は全然買わない性質なので、
ただでさえ怖気づくのに縛られた分厚い雑誌…うーん…縛られてる中に木村さん…
(は?)
開いてみたら、いつまでも目次が出ない!広告!エンドレス・ハイブランドの広告っ!(だからどうした)


 んで、ファッションページの木村さん。
 万全の布陣で遊びたっぷり男っぷりでごちそうさまです。

  やっぱり「手」がのぞくとしっかりした男性の手・指・手の平・手の甲。
  使いこまれた、嘘のつきようがない証にほれぼれいたします。

  それから、ファーのついたミリタリージャケットを纏った一枚。
  華やか、あでやか、それでいて平静なまなざしを向ける人。
  まぁ、普通の人ではあるまい。
   HTさまがおっしゃっていて「なるほど、そうだな!」と思ったけど、
   確かにファーを纏っていて端正さを出せるって、凄い。
   どっちにしたって際の人であるのに変わりはない。

  それにしたって、この写真の人たちが向ける眼差しは何だろうと思う。
  私にとっては、それはいつものことなんだけれど。

   どの人も、(色んな意味で)生っぽい。
   木村拓哉氏というタレントさんが衣裳として着て・脱いで・着て…
    っていうプロセス、実際に「撮影」として必要な作業が想像しにくい。

   その代わりに、「写真の中の人」が、その服を着て、
    胸ポケットから煙草を取り出すしぐさ、頭を掻いたり、
    果ては一緒に写る女性と愛し合ったり、
    「その人」の物語が異様に想像しやすいのですよ。
  
   それは、私が木村さんという素材をそういう観点で見ているから、
    というのも凄くあると思うのだけど…
  
   こちら側に「伝える」という、凄まじい才と念。
   そして膨大なフィルムで交えてきた凄絶な遊戯。

    そのどれにも全身で挑んできて、現在がある。
 
   これからも、そういう出会いが木村さんにいーっぱい来ますように。
   そして、私がたくさん見られる機会にあずかれますようにv

  あっ、ちなみに、ジル・サンダーを纏う人の物語は想像できませんでした…
  そしてまんまとロンドンに行きたくなった(ふっ)
    



コメント

HT
2011年9月24日1:03

こんばんわんこ。

>「写真の中の人」が、その服を着て、
>胸ポケットから煙草を取り出すしぐさ、頭を掻いたり、
>果ては一緒に写る女性と愛し合ったり、
>「その人」の物語が異様に想像しやすいのですよ。

素敵だな~・・・。
読みながらいちいちシチュエーションが頭の中に映像化されてしまいましたよ。
「生っぽい」って前も書いてたけど、なるほどな・・・と感心してしまう。
プロセスを感じさせずに、パッと写真だけ見て、ぼーっと見とれて、世界に誘われてしまう。
時々そういう体験をすると、すごく気分が高揚して一種のハイな状況になるんだけども。
「見る」ことの幸福感といいましょうか・・・。
まー木村拓哉という人のパフォーマンスは、大体においてそんな感じがありますね。

そして私は、やっぱりkonynonちゃんの文章が好きだす(笑)

ロンドン、行きたいよねー!
あの雰囲気が好き。トラッドとパンクが同居してるそのまんまの空気感がなんともいえませぬ。

konynon
2011年9月25日19:32

>HTさま

 おばんです!
 木村さんの写真仕事はまた格別。
 洗いざらしをつくるときも、装いを突き詰めるときも、
 そこにある、鮮やかな「リアル」の手触りを投げかけてくるような気がして…
  
 リアルの種類は数あれど、確かに「誰か」が息づいているあの感じ。
 私はそのユニークさが大好きです。見入っちゃう。(魅入られる、か?笑)

 そして、私はHTさまのステキ変態ぷりが大好きなのですv

 イギリス、モロッコ、トルコ、台湾、スペイン、イタリア・・・
  特にロンドンは2・3日くらい街歩きしたい。
  …行きてぇえええええ ヽ(`Д´メ)ノ
  HTさまお願い( ̄人 ̄)←は?