昨日、少しだけ雪がふった。
風花というのがぴったりな、かすかな白い欠片たち。

まったき地面に降り積もれば、
灰色の世界が白銀に輝きはじめる。

みるみる音を吸い込んで、
聞こえるのは雪が降る静かさだけになる。

庭をみる。
南天の赤さや、月桂樹の濃緑が雪を背負って大きくしなる。

手の温度で曇った硝子に、
ついさっき外に出た妹の字で「雪」と浮き出ている。

しづかにざわめく、昔の雪の日。
また思い出して、一人笑う。


コメント

HT
2011年1月9日21:24

( ´・ω・`)_且~~ イカガ?

konynon
2011年1月9日21:34

( ( ( ´o`)ロ <(ウップ) ←飲みすぎ。

HT
2011年2月14日22:45

ゆ~き~だ~よ~(((( ;゚д゚))))

konynon
2011年2月14日23:20

>HTさま

明日前期試験の弟カワイソス(・ω・;)

明日朝の道路が凍ってないか今から心配;
雪が深深と降って、不思議なほど静かな夜です。

HT
2011年2月15日7:38

雪って本当にしんしん降り積もるよね…弟くん、無事に試験受けられますように。

konynon
2011年2月17日22:18

>HTさま

息子さんもHTさまも、お疲れさまでした!


雪解けのように、春は訪れます。

その鳴動は、人は微かに知るばかりですけれど、ある日必ず諒解するのです。
「春が来た」と。

…なんて、辛気くさいかなw


小春日和にそんな沸いたことを想っておりまする。