めんのん。(またしてもコンビニ立読み←心臓に剛毛)
そしてよろよろと店を出る。

希有なものを見た。
大人の、麗しい男女の佇まい。

私は、白い光に溶けながら唇を重ねてしまいそうなのと、黒に身を包んで屈託なく笑い合うショットが「うへぁ〜」てな感じで鮮烈でした。

木村さんは、観るものを凄まじい引力で惹き付けながら、同時に突き放すような表現が抜きん出て卓抜してるゆえに結果的に「視させる」ことができるのかなぁと思うときがあるのですが…今回のもまさに。

「恋をし、愛のただなかに存在する男女」の表現というのは確実に伝わるけれど、一方でこの二人(木村さんとチーリンさんで演ってるか、どこかにいるカップルとして演ってるかどうかは判別しがたいけど)が完全に見るヒトとはかけ離れた二人だけの世界にいることも明確に表現してるようにみえた。


なんだか凄く嬉しかった。(勝手に忸怩たる思いになることがあったので。)
このままどんどん、計り知れなくなってください、掴みようのないヒトになってください、って感じです。

…これから痛すぎることいいますね(笑)

ちょっと前は、例えるなら木村さんは波みたいなお人やなと思っていたのですが、今は「海」。“深い”印象が凄く濃くなってきた。
…ほらヒイた\(^o^)/

人は海から来て海へ還るの、と言ったのはどの小説の女性だったか。
そんなことを考えた無駄に暇な時間。


今日はリアルタイムでは絶対に観られないので、取り敢えず東京方向に念でも送っときます(やめとけ)

コメント

HT
2010年5月10日18:26

深い印象。
あ~、共感ですその表現。←ヒくどころか同調している。
二人の表現する物語の世界が写真の中で完成(完結)しているから、
なのかなぁ・・・。
地上から天空の月を眺める心地、まさに<月の恋人>(笑)
すんません、私のが数倍痛いですね(;´∀`)

konynon
2010年5月10日23:17

>HTさま

只今帰宅しました;
「深さ」の種類も、海のようなイメージがちょうど良くて(笑)

「観る側にボールを投げかけて終わらせる」手法もあるのでしょうけど、世界として綻びがなくきちんと閉じられている時、そこに神秘的?イケない?興味を抱いて垣間見てしまいたくなるのも人間のサガだと思ったりするので…

<月の恋人>…どんな物語として開いて閉じてくれるのでしょうか(笑)