円錐∧サンジカリストの汝=彗星
2010年4月11日 memo コメント (2)
色々と夜空づいてる昨今、久しぶりにこの本を読んでみた。
不思議な世界。
地球で作用する原理などまるでお構いなしに、当たり前のように宇宙的に披かれ、慇懃に結ばれる短編たち。
宮沢賢治や、漫画だと「アタゴオル」に近いかな。
意味不明っぽい題は、この本のなかに収録されている「彗星倶楽部」から。
粗筋は「ある星で彗星を発生させる実験を試みた研究グループが忽然と消えた事件に関する刑事と研究者の問答」なのですが、割と硬質なのにふわふわしていて、結局のオチは付いてるのだけど、それはこちらの納得とは無縁の次元に在る。
「彗星」の含意するところは多層的で、あれこれ詮索することすらままならない…
タルホが見つけた「星」は、きらきら瞬く五角形でもダビデでも、人工衛星の映し出す球体でもなくて、きっとガラスの金平糖を鋭角の多面体にしたような、しゅんしゅん動く生命の塊なのかも。
当たることもあれば、生成することもでき、かんたんに姿をかえる星。
観測しようとしても、およそすべてを掌握することはできないのだから。
今日は理解することだけがわかることではなく、感じることを導にしてもいいのだと思いたかったのかな。
「わからないこと」を楽しみたいと思ってしまったら、タルホを読んでみては。
「???」と感じることは多々ありますが、とても綺麗な文章で具に綴ってあります。
ちなみに、稲垣足穂氏は野性爆弾のくぅちゃんにちょっと似てますv
…本日はシャンディー・ガフをやりながらのたくらお送りしました…
折角素面で書こうと思ってたのに…(´ε`*) (ホントかよ)
不思議な世界。
地球で作用する原理などまるでお構いなしに、当たり前のように宇宙的に披かれ、慇懃に結ばれる短編たち。
宮沢賢治や、漫画だと「アタゴオル」に近いかな。
意味不明っぽい題は、この本のなかに収録されている「彗星倶楽部」から。
粗筋は「ある星で彗星を発生させる実験を試みた研究グループが忽然と消えた事件に関する刑事と研究者の問答」なのですが、割と硬質なのにふわふわしていて、結局のオチは付いてるのだけど、それはこちらの納得とは無縁の次元に在る。
「彗星」の含意するところは多層的で、あれこれ詮索することすらままならない…
タルホが見つけた「星」は、きらきら瞬く五角形でもダビデでも、人工衛星の映し出す球体でもなくて、きっとガラスの金平糖を鋭角の多面体にしたような、しゅんしゅん動く生命の塊なのかも。
当たることもあれば、生成することもでき、かんたんに姿をかえる星。
観測しようとしても、およそすべてを掌握することはできないのだから。
今日は理解することだけがわかることではなく、感じることを導にしてもいいのだと思いたかったのかな。
「わからないこと」を楽しみたいと思ってしまったら、タルホを読んでみては。
「???」と感じることは多々ありますが、とても綺麗な文章で具に綴ってあります。
ちなみに、稲垣足穂氏は野性爆弾のくぅちゃんにちょっと似てますv
…本日はシャンディー・ガフをやりながらのたくらお送りしました…
折角素面で書こうと思ってたのに…(´ε`*) (ホントかよ)
コメント
ヒデヨシのいい加減さが好き。
ヒデヨシみたいなオバ→ヒデヨシみたいな婆になりたい。
人生楽しそう♪
でも周りは超迷惑だねw
アタゴオルは小中の図書館で読みました。
ひとつひとつの話の筋なんて覚えてないのに、ヒデヨシたちが好きで羨ましくて、あの不思議な世界にトリップしていた記憶ばかりが残っています。
あのままだと確かに困りますけど、その欠片くらいいい加減でも楽しく過ごせそうですよね♪
今日は春祭~♪