懐胎せしオトコ。
HTさまに捧ぐ?(笑)

いや~自分でつけといて気持ち悪い題ですな…


此処の少し前の記事コメントで「gift」カバーに触れていただいたので、それで思い出したお話など少し。のっかっちゃってごめんなさいf^^;

先にお断りしておきますが、相当沸いてます♪

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「あのシャシンで表現したかったこと」を表現するに適当な言葉を何秒か考えたとき、同時に「表現させたかったこと」でもあるのだなぁとふと思い。
そしてこの場合は体がその道具だったのだけれど、何かを「持っている」写真てそれほど思い浮かばないなぁ…まさに「体現者」たる木村さんらしいけれど…ということは、「持つ-持たせる」局面は、実は「持たせている」側の意志が強く反映されているといえるのか…なんて。

(説明が遅れましたが、ここまで私のピーマン頭の中ですのでv)

そして「何か持っている」写真ですぐ思い出したのが、武士の一分のときの「GINZA」収録の一枚…確か、石榴と小銃を胸元に抱いて横臥しているカットです。

同時期の「invitation」での糸井さんの「最高の女みたいなもの」発言のすぐ後のコレで、あぁ…可視化するとこういう存在であるのだなぁと思ったことを未だに覚えてます。

だって…石榴ですよ!? (笑)
多産の象徴であり、人肉の暗喩(鬼子母神が食べた)であり、手榴弾の語源ともなったという なんとも妄想をそそる果実。
まさに原始的女性を濃縮し、それを吸収してルビィ色に輝いてるような…

そして、銃。
Gunはね…誤釈しようのない、男性の象徴でございますし(笑)


この二つを、矛盾のままに両立させている緊張感とバランス感覚。
まさに、表現者同士の仕事だなぁと思うのです。

少なくとも一頃のキムラタクヤは、私の解釈ですが-中性的というより両性具有的であり、両性具有的であるというよりアンドロギュヌス的(語感的に♪)-という表現がしっくりくるような魅力を(第一印象として)振りまいていたし、髪が顔を縁取るとさらに解りやすくそういう存在として表現し、されていたと思います。

そういう資質も表現力もある存在に <石榴と銃> を持たせるセンスがぶっ飛んで素晴らしかったし、また木村さんの容貌も絶妙でした。


…何を言いたかったのだっけ(笑)

全てが虚の世界には、やはり意味のないものは無いのだと思います。
木村さんの作品であろうとなかろうと、それを解題するのもまた愉し……ということだっけか??

とにかく、次のpopeyeも楽しみです♪
おっ、偶然着地した!

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お手軽チリワインの酔いに任せて戯言を繰ってしまった…失敗失敗(><)


コメント

HT
2010年3月27日9:20

おはようございます。

・・・あのGINZAの一連のショットはさいこーに好きです。
石榴と銃の解釈はkonynonさんにしかできないと思う。
そうか、そんなふうに解釈すると・・・成る程・・・(妄想中)
私はストレートにヒッチコックのサスペンス映画の美人(アンドロギュノス的なw)を連想しました。
「ごっこ遊びが好き」な彼は静止画である写真の中でも、動画と同じように演じてるんだろうな~・・・だから時に絵は動きだし語りかけ、こちら側に物語を投げかけ、
・・・いや~妄想好きな人間にはたらんものがありますな♪

konynon
2010年3月28日23:05

>HTさま

なんというか…ごめんなさい;
今になっていろんなコトに乗じすぎたと反省しております…私の悪い癖です…

惹き付けといて突き放してる、その配合が素晴らしくてあの写真群は大好き。
あれは、キムラタクヤを知らない人であっても常ならぬものを感じさせるような力のある、まさに「作品」だと思いますわ♪

nophoto
HT
2010年3月29日7:41

何をおっしゃいますやら(^^;

楽しくて堪らないのでござんすよ!
ほら、意外にノーマルとゆうか、真面目な方が多いじゃござんせんか...一筋!命!みたく。
こちらへ参加させて戴けて毎日が薔薇色の、それこそドルチェ・ヴィータですわ(笑)
多分konynonさんの10倍はヘンな脳内ですわ(--;)

konynon
2010年3月29日21:04

>HTさま

すいません…改めて見たら予想の斜め上をいく調子の乗り具合だったので、一人であたふたしてました(笑)
かえって気を遣わせてしまったみたいで本当に申し訳ないです!
HTさまの「ヘン」さのファンでもある私からしてみれば、まだまだ修行が足りませんね(笑)
HTさまを見習って、もっと精進いたす所存にございます☆