いまさらながら「ICWR」のお話(笑)
暫くはこの時差をお楽しみください。

しかもレンタルで済ませてしまう不届き者でございますので。

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何が観たかったかって、木村さんの声仕事。
しかし本人が声吹き替えるってとことん不思議やな…

わかったこと。
木村さんは、場を掌握するのにいろんな要素の相対的なバランスを意識している。
(それが時に木村さん自身の動きを制約することになっても)

そして、shitaoは生まれ変わったんだな。声が剥き出しになっている。

こうしてみてると、ハリウッドの俳優さんたちが日本での自分の吹き替えを聞いてどう思うのか聞いてみたいな、なんて。


画面から緑が滴る。
きれいはきたなく、きたないはきれい。
天を目ざす呻き声は救いを乞い願わせる。
再び緑が折り重なり、その隙間から赤、白、黒。
天は返答する-甘露によって清める、ちいさく尊い者たちを。
姿はどこにもいませども。

ってかんじかねぇ(誰に聞いてんだ)

しかし、自宅のテレビ画面がほぼB5サイズなので情緒の欠片もないです(悲)
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えぇと、先週かな?
すますまで、与謝野晶子の話題が出てきて。

ちょっと思ったのだけど、木村さんと誰か…お松さんとかふかっちゃんで、
与謝野鉄幹と与謝野晶子の物語がみてみたい。

晶子は関西のお嬢で短歌の才に恵まれ、鉄幹の雄々しく熱情迸る短歌と人物に惹かれて単身上京。
夫婦になっていっぱいの子宝に恵まれてるのだけど、晶子の活躍と裏腹に鉄幹は短歌に行き詰って精神を病んでしまう。
文学的潮流の変化もあって北原白秋なんかの弟子筋にも離れられ、あとは子守をするほど慕う石川啄木くらい。

晶子は鉄幹に代わって生計をたて、ある年夫婦はヨーロッパ旅行を決行する。
穏やかな暮らしが訪れた矢先に鉄幹は先立ち、晶子は源氏物語の現代語訳に余生をささげる―

どうでしょうか(笑)
ドラマチックにしなくても十分劇的な夫婦っぷりだから、ドラマ↑じゃなくテレビドラマ↓な雰囲気が良いかな。

…って、私って妄想 想像に関しては燃費良いんだな~…あぁ…


しかし「8」のキーがなんでか凄く押しにくい。括弧をよく使うので凄く不自由を感じるなぁ。




コメント

nophoto
HT
2010年2月4日16:33

おかえりなさい~♪
まだお若いのにニルヴァーナは早すぎますっ!!

>きれいはきたなく、きたないはきれい。

シェークスピアの魔女の台詞でしたっけ?
まさに。Shitaoにはぴったりのフレーズですよね・・・。

与謝野夫妻の物語、いいですね!
だんだん病んでいく鉄幹、病んでしまった彼、人間はでも、どんな闇の中にも光明を探せる生き物ですから。
これは是非、おまつさんと組んでほしいですぅ~!
病んだキムラさんを見たいわ~・・・・。←心底サド野郎。

もちろんテレビドラマ↓な、シンプルで考え抜かれた脚本と
落ち着きのある、でもちょっとした人の指先の動きまで印象的に撮るような
カメラワークで。

・・・しかし、いまやそれこそが最上級のゼータクなのかしら・・・(涙)

konynon
2010年2月4日23:23

>HTさま

ただいまかえりました♪
あちらでは長々と失礼いたしました;

想像モエなところがいかんともしがたい重症な感じをあらわしてますね(笑)

なんつーか、今のドラマ↑って、アクション(映っているモノだけでなく、演出やストーリーも)が大仰過ぎて「練られた芝居」は「…」な感じなのかなぁ、なんて考えたりもします。求めることがまちがってるのかなと思うくらい(笑)

ほんと、さみしいっすね…