どうも村上春樹の魅力がいまいちわからない管理人です。
私は非国民なんでしょうか…

きわめてどうでもいい話ですが、私は読書が好きな割に本棚におさまっている冊数は少ない方だと思います。

なんというか、読みたいな~という本と、手元において収めておきたい本に線引きをしているようで…そして、それを何度も読み返す癖があります。

他人の家の本棚ってあまり見る機会ないですよね?
因みに拙宅は写真集、ミステリ、海外もの、女性作家、歴史物、まんがが大半。
そして先ほど自分の本棚を整理していた時に見つけたのが、この本です。
(もちろん整理は忘れて読むことにしました)
よしながふみさんは、年一で出る「大奥」で有名ですが、私はこの本がとても好き。書籍ではないけれど、「好きな本は」と聞かれて割と薦める本でもあるのです。美しくて、姦しくて、酷くて強い「女」。
主人公を軸としたいくつかの話を経た時、不思議とそんな生き物が愛しく思えるのです。(「女」という生き物を究極に異様で恐ろしいものとして表現する桐野夏生さんも、好き。読んだ後かなり凹みますが)
 帯にあるように、すべての女は"娘"なのだ。
それが、そういう感情を抱かせる理由の一つなのかも。

最近彼の人の影響もあって「愛しい」ということについて考えたりもしたので、なんだかまた感じるところもあったりして。
なんというか…すんごく途方もなく大きな愛情の種類のような気がします。
「女」である身にしてみると、リアルさがまたつぼだったりします。

よろしかったら、ぜひ。(って、言いたくなるんです)

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